ぴかまく公論 (続々)環境負荷を低減しためっきプロセス
柿原工業株式会社
新プロセス開発室 王路貴史
前回(2009年10月22日)に「(続)環境負荷を低減しためっきプロセス」として樹脂めっきの『6価クロムフリープロセス』をご紹介させていただきました。更に進んだ研究についてお知らせします。
前回までの取り組みは,樹脂めっきの工程から6価クロムを排除し,「6価クロムを使用しない樹脂めっきプロセス」を確立する研究についてご案内しました。樹脂めっきプロセスには数十もの工程がありますが,出発工程の「エッチング工程」で高濃度のクロム酸を用いています。また最終工程の「クロムめっき工程」で6価クロムが使用されております。完成部品には6価クロムは残存していませんが,工程中で使用するため,めっき作業の環境が悪く,また廃液処理を適切に行わなければなりません。
当社ではエッチング工程にクロム酸に代えて過マンガン酸塩を用いたエッチング工程を,最終工程には3価クロムを使用したクロムめっき工程とし,樹脂めっき工程より6価クロムを排除しためっきプロセスの検討を行ってまいりました。
その結果,下記のような成果を得ることができました。

(http://www.kakihara.co.jp/development/20100528/20100528.pdf)
記事のなか程で「柿原工業」が(誤)「柿原産業」に…残念(泣)
現在、量産化に向けて研究を継続しております。今度はしっかりと「柿原工業」を覚えてもらえる成果を目指して、鋭意努力しています。環境にやさしい柿原工業の樹脂めっき加工技術に今後もぜひご期待ください。
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